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2024-12-19 17:17:00

蓄熱壁

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内部の間仕切り壁に土を入れてラス網を施工した現場です。

熱容量の大きい土を間仕切り壁の中に入れることで

冬は熱を蓄えることができます。

反対に夏は冷気を蓄えることができます。

空気を温めたり、冷やしたりするのは

換気する以上、効率が低下します。

 

1階の間仕切り壁内に約1t近くの土を入れます。

固定荷重が増した状態で許容応力度計算(耐震等級3)を

確保しています。

 

2024-12-19 16:58:00

レイヤー(階層)させる

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空間を2つ以上レイヤーさせると
空間にボリュームと広さを
感じさせるだけでなく、

建築が魅力的に映る。

今の設計はLDK通り一辺倒で、
一つの大空間で魅力が少ない。

全てを見せない空間づくりが、魅力的になる。

ファッションも重ね着で
チラ見せさせるのが、
奥行きを感じさせ魅力的に映るように
レイヤーが魅力を作る。

2024-12-19 16:49:00

明かりと住まい

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住まいの明かりは暗い位が
ちょうどいい。

住まいの明かりって新築時には
明かりを多く入れてしまいがち。

天井にダウンライトをバンバン入れて、
暗い所を無くす照明計画を照明
メーカーから提案を受けてきました。
そこに何の疑問を持つことなく。
変えられないから明るくしておかないとという
心理的な怖さがそこには働きます。

暗い場所でものを見ることと視力低下の
医学的な報告はされていません。
暗い場所では人の目は少しでもたくさんの
光を取り入れようと瞳孔が開くようにできています。

全て明るいと建築が平面的に見え、
立体感が薄れてしまう…

陰影が付くと建築がより
魅力的に映ります。

本来住宅の照明は眠りに就く為の照明が
本質だと思います。

夜が煌々と明るいと身体が昼間と
感じ、交感神経が活発になってしまいます。

反対に暗いと副交感神経が優位になり、
睡眠物質メラトニンが分泌され、
良い眠りを誘います。

赤ちゃんやお子様の夜泣き、
寝ない、夜更かしはもしかしたら、
それが理由かもしれません。

2024-12-19 16:40:00

放射(輻射)に何故かスポットが当たらない

実は放射環境を調えると
悩まされていた空気の機嫌をとる必要がない。

空気って対流であったまるもの。
放射って電磁波で高温から低温に伝わるもの。

空気ってなかなか言うことを
聞いてくれないし、
思うように働いてくれない。
天の邪鬼なんですね…
温めると湿度は下がるし、
温めるとへそ曲げて上に逃げちゃうし、

それよりもこの放射に注目すると
全てが調う。放射は実は優等生。

温かさも潤いも静けさも電気代も地球環境も。
オール5って感じ。

放射は日向ぼっこみたいなもの。
身体の芯まで温まる。

温かさの質が違う。
放射熱がバンバン飛び交う空間を作る。

高気密高断熱住宅にこそ空気をコントロール(air control)
するよりも放射をコントロール(radiation control)する。

 

2024-12-19 16:01:00

見通し線

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住まいにおいてこの見通し線を
見立てることはとても重要な要素です。
一度に複数の部屋を見通すことは
広さとボリュームを出すことができます。
一度に複数の部屋を見渡せるとは似て非なるものです。

その中で複数の部屋がインテリアとして
まとまりがあり調和していると、
全体の印象が心地良くなります。

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