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夏は洞窟、冬はカイロ。そんな家に住んでます。
名古屋の夏、ヤバいですよね?灼熱&湿気のフルコンボ。 そんな環境でも「エアコン頼み」じゃない暮らしができたら、ちょっとかっこよくないですか?
実は私たちの家、ちょっと変わってます。なにせ、**内壁が“土”**なんです。
なぜ土?それ、最先端の快適術です
土には「熱容量が大きい」という特性があります。 これが何を意味するかというと、熱をためこんで、ゆっくり放出してくれるんです。
夏の場合:
- 日中、壁と床が熱を吸収
- 夜になっても、じんわり冷たさキープ
- エアコンで一気に冷やすのではなく、壁や床に“冷たさ”を蓄える → 洞窟モード!
冬の場合:
- 昼間の太陽熱を吸収
- 夜はその蓄えた熱で、壁がじわじわ放熱
- デロンギのオイルヒーター1台で「じんわり全身あったか」
暖房いらず!…とまでは言いません。でも、あの「エアコンの風で顔だけ熱い/足元だけ冷たい」みたいなストレスは皆無です。
名古屋の現実と“ちょっと違う世界”
名古屋の夏は蒸し暑く、夜でも30度を超える日も。だからと言って24時間冷房は、電気代も体もキツい。
でもこの家は違います。エアコンで空気を冷やすのではなく、“土壁やコンクリートを冷やす”蓄冷設計。
- 一度冷やした壁や床が、じんわりと涼しさをキープ
- 表面温度が低く、体感がまるで別世界
同じ気温でも、感じ方がまるで違う。エアコンが冷やすのは“空気”。この家が冷やすのは“空間の質感”です。
実際の暮らしは?
- 夏:家族が「今日はクーラー入れたっけ?」と混乱するレベル
- 冬:猫が壁から離れない
まとめ
「夏は洞窟、冬は湯たんぽ」
そんな、“ぬくもりとひやっとのちょうどいい共存空間”、はじめませんか?
四季と、共存する家。
蓄熱×断熱の新しい暮らし
- 冬は、昼間に太陽の熱を蓄えて、夜じんわりと放出。空気をムダに温めず、快適な「体感温度」を保ちます。
- 夏は、熱容量の大きい土壁や土間コンクリートに涼しさを蓄え、洞窟のような冷んやり感を実現。
特徴:
- 内壁に土を使用(高い蓄熱・蓄冷性)
- 高気密・高断熱構造
- デロンギ1台で過ごせるやさしい熱環境
- 名古屋の気候に最適な“人間中心設計”
体が、自然に「ラクだな」と思える。そんな家を、つくりました。